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12月24日 JA庄内みどり様 営農指導員(スマート農業利活用)研修④を行いました

これまで「最新の情報を知る~メタン、Jクレジット、人工衛星、マイクロプラスチック~」「ドローンセンシングを利用する」「センシング画像からの診断と対策」としてお伝えしてきましたが今回で最終回です。テーマは「情報を利用した営農指導とは」です。

はじめにスマート農業とはICTやロボット技術を活用し、省力化や高品質生産を実現するための新たな農業であるが、現状は機械などの「もの」が先行していることから農業現場で正しく理解して導入しているか、考えてみて欲しいとお話ししました。そこで、これからの戦略として「もの」だけでなく「ひと」の充実が重要であるとして、農家の方が営農に役立つ先端技術を見極め、どのように使うか費用対効果も合わせて判断することが大事であるとお伝えしました。
次いでドローンでのセンシング画像を示し、画像の青色部分が還元による生育抑制域となっていることからその部分にだけ農力アップなどのケイ酸質資材施用や、アグリ革命などの稲わら腐熟促進材散布などの対策を行うことができるとお話ししました。。

この画像は色で示されることから不良箇所が一目でわかること、対策後にセンシングを行うことにより改善も可視化されることから農家の方への説明にも役に立つことをお知らせしました。

あわせて、豪雨被害により濁水の冠水した圃場では流入した土壌の影響による水田のバラツキ拡大が発生し水稲生産へ大きな影響を与えることが想定されることから、ドローンセンシングによる圃場のバラツキの見える化を行い、当該年度の営農に活用できることもお話ししました。